カスパル=フォン=ベルグリーズについて語りたい

このブログはファイアーエムブレム 風花雪月というゲームに登場するカスパル=フォン=ベルグリーズというキャラクターの限界オタクである一プレイヤーが、推しであるカスパル=フォン=ベルグリーズについてただ語るという、それ以上でもそれ以下でもないブログです。次第に他のことについても語るかも。

まだまだあるぞ!推しの好きな台詞を紹介したい

 これまで様々なテーマに則っての推し語りを展開してきた。そろそろ一通り推しの魅力をお伝え出来た頃合いだと思う。

 

 でもまだまだあるぞ!

 細かい台詞で「あ~、好きだなぁ~」ってなる部分が沢山あります。今回はもう単純に、今までで紹介できなかったカスパルの好きな台詞を雑多に紹介したいと思う。

 まずはこちら!

 

「うーん、わからん! わからんから食堂行こう!

 

 好き! 勢いの良さが好き!

 これはラファエルとの支援会話Bの締めの台詞。この支援会話では、カスパルがラファエルのような体躯を手に入れるべく彼に助言を求めるというもの。ラファエルは「食うってことは体をデカくすることだ」とカスパルに更に食事量を増やすように言い、その結果カスパル太るというお話だ。ただでさえカスパルは大食漢なのに、それを上回るラファエルの凄まじさよ。

 例え大きくなれなくともカスパルには良いところが沢山あると無邪気に褒めるラファエルの器の大きさに心を打たれたカスパルは自分にもその器の大きさこそが必要だと気付く、でも器を大きくする方法がわからない......分からないから食堂行こう! という流れ。なんで?(一応器の大きいラファエルを真似る=食べるしかない? という思考が描かれてはいる。んなわけあるかい)

 支援Bで終わるだけあってコメディ全開なこの支援、なんかもう、二人ともおバカな感じが凄くいいんですよね......「山盛りのてんこもり」とか、「食卓の底なし沼」とか、出てくる発現がいちいち馬鹿っぽいんです。会話もいまいち噛みあってない感じもあるし、相手の言う事どころか自分の言う事さえ分かってない感じが......頭空っぽにして楽しめる支援会話はいい! ラファエルの他の支援ではディミトリとの支援も大好きですね、あんなん笑うわ!!

 一応真面目な名言として「一日怠けりゃ、三日分鈍る」という言葉も飛び出している。カスパルのストイックさが表れた場面だ。それはそうとラファエルの「筋肉いじめる」って表現なんなん? なんでそこだけ物騒なん?

 

 じゃあ次!

 

「よっしゃー! 行くぞ、王都! 待ってろ、王都!」

 

 黒鷲、覇道ルートで王都を攻めると見せかけアリアンロッドを急襲する章、「偽りの乙女」での散策時の台詞。アリアンロッドを攻めることは黒鷲遊撃軍のメンバー含む極少数にしか知らされておらず、勿論そのことを口外してはいけない。そのためカスパルは王都を攻める、という演技をしているのだが恐るべき棒読みである好き

 ちなみに同章ではラファエルもほぼ似たような事を言っている。棒読みで。二人とも主人公に演技が下手だと突っ込まれるのだが、カスパルの方は「向き不向きがある」と演技が下手なことを自覚しているのに対しラファエルは自覚症状がない。更に翌節ではいよいよ王都を攻めるとなって二人とも本意気で上記のような台詞を話す。「前もこんなこと言ったような......?」と違和感を覚えるのだが二人ともそれがいつの話だったのかが分かっていない。この愛すべき馬鹿ども......

 

 なんかラファエル特集みたいになってきたけど、とにかく次!

 

「あ、もしかして白鷺杯のことか? 代表、俺でも全然いいぜ! 踊りだろうと何だろうと、勝負は勝つ!」

 

 見ての通り、白鷺杯を控えた散策会話での台詞。この男やる気である。実際に頼むと「大船に乗った気でいろよ」とくる。泥船の間違いでは? この流れだから書いておくが同節でラファエルも踊りには自信があると言っている。いざ頼んだら頼んだで「一笑いとってくる」とか言うけども。やめてくれよ頼んだ後だともう取り返しつかないんだよ。

 しかし、考えてみればカスパルも貴族の息子。踊りの嗜みは本当にあるのかもしれない。舞踏会前夜のムービーでも踊りに誰を誘おうか、なんて言っているし、女神の塔イベントでは「食ったり踊ったりで忙しい」と言っているので踊ることに好意的な印象を持っているようだ。ここら辺の情報がないとカスパルなんて絶対踊り下手なキャラだと思うのに、この様子であれば案外力強い、迫力のある見事なダンスを披露するのかもしれない、なんて思ってしまう。どっちでも美味しいよね!

 

 どんどん行ってみよう、次はこれ!

 

助けがいるんだろ? やるぜ」

 

 五年後の連携計略時の台詞の一つ。カッコイイ。こうイケイケの、頼れる感じのカスパルの台詞好きです。

 カスパルの五年後の戦闘台詞は他にもカッコいいものが多く、士官学校時の三枚目感が抜けてワイルドタイプのイケメン感がかなり強くなる物騒さもマシマシになる。

 成長限界時の「これが俺の限界!? いや、まだのはずだ!」、撤退台詞の「俺はもっと強くなる......絶対だ......! そのためにも、ここは退くぜ......」、兵種マスター時の「この力で、俺は未来を切り拓くんだ!」あたりもお勧め台詞。カスパルらしさとヒロイックさをこれでもかと全面に押し出した、カスパリスト悶絶物の台詞だ。

 ちなみにカスパルは連携計略を含むいくつかの台詞パターンが他の生徒より少ない。理由は単純で、敬語が使えない=敬語差分がないから。同様のキャラクターには、うん、そうだね、ラファエルがいるね。この二人はカスパルアッシュの類似性とはまた違った、もっと直接的なところで似てるところが沢山あるね。

 

 最後はこちら!

 

「悲しみも、つらさも、清も濁も、ごちゃまぜに突っ走ってきたけどよ…...」

俺は、先生と一緒に最後まで戦えてよかったぜ!

 

 黒鷲、協会ルート最後の散策会話。闇に蠢くものを討ち果たし戦争が終結を迎えた場面でのカスパルの台詞。

 三級長全員が自軍におらず、マップや展開の多くが金鹿ルートと被っている、何より血の同窓会に参加できないことから少し評価の低いような気もする銀雪ルート、このルートの最大の魅力は全ルートで唯一戦争が終結した後の散策会話を楽しめることだろう。レア様の容態など懸念点は残っているものの、多くの生徒が長きにわたる戦いの終わり、自軍の勝利を喜ぶ姿を見せてくれる。まあその後もうひとヤマあるんだけどね!!

 カスパルも彼らしく大いに喜びを爆発させて、先生の統一王就任を楽しみにしている。無邪気に感情を爆発させられる推しが好きだ。

 後カスパル難しい言葉を使っているのを聞くとちょっと嬉しくなっちゃうんですよね。君よく「清濁併せ呑む」なんて言葉知ってたね。黒鷲覇道ルートで聞ける「俺の作戦・無為無策」といい、やはり貴族だけあって学がない訳ではなさそうだ。この台詞では他にも「かなしみ」や「つらさ」とネガティブな台詞が表に出てきているのも特徴。苦しい戦況が続く中最前線で声を張り上げ、明るく仲間を鼓舞し続けてくれたカスパルにとっても、やはりこの戦争が辛く厳しい戦いであったことを示している。それだけに直後に控える戦いでの「クソッ! ここまで来て......なんでレア様と殺し合わなきゃならねえんだよ!」というセリフが凄く重く聞こえてくる

 

 

 言ってしまえばカスパルの台詞全部好きみたいなところがあるので、細かくあげていけばまだまだ好きな台詞は沢山ある。本日は雑多にカスパルの好きな台詞を紹介してきたが、似たようなことをあと数回するかもしれないのでその時はまたお付き合いください。